あの子がまんこに錠剤を突っ込んでるうちに、洗濯物は乾き、引退した野球部員の坊主頭はちくちくと伸び、別の誰かの腹の赤ん坊は育ち、台風は過ぎた。涼しくて本当に嫌になる。芽生えかけた恋心の一つや二つもそりゃ冷める。 あたしが乗るときのJR神戸線は、…
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